画廊が絵画商法に手をそめるとき
今まで普通の画廊だったのが、突如として絵画商法を始めることがあります。長年、お客もほとんどいない状態なのにつぶれずにいた画廊。たぶん外商で儲けているから大丈夫なんだろう、と思っていたら雰囲気が一変するのです。
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今まで安定した収入を得てきた外商による販売が突然売れなくなる、ということは時としておこります。得意先の景気が悪くなって売れにくくなるという場合もありますし、どこか他所の画商が売り込んでいって顧客を取られてしまうこともあります。最近では絵画オークションへの参加がしやすくなり、一般の人でも卸価格で絵画を手に入れるチャンスが増えています。古物商のノウハウがインターネットで入手できるなど、絵画販売への参入障壁がとても低くなったことも関係しているようです。
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店舗販売をしている画廊が、今までの外商に行き詰まりを見せるようになるとどうなっていくのでしょうか。
当然、経営は苦しくなります。そのまま店をたたむ画商もいるかもしれませんが、絵画商法に手を染め始める画商も出てくるのです。
画廊は外見上はそれほど変化していないかもしれません。多少、中の様子がわかりにくくなったような気もしますが、「入場無料」のチラシを配るなど、入りやすい雰囲気をつくっているようにも感じます。
ただ、中に入るともう違います。今までは訪問者はほったらかしで、完全に無視していたのに、今では販売員が寄ってきて椅子に座らせ、目の前に高額な絵画を持ってきて執拗に買うよう迫ってきます。
背に腹は変えられないとはいえ、苦しくなってくると人は時として間違ったことに突き進んでしまうことがあります。画廊といえどもその例外では無いようです。
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